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memo(m) CentOS関係 Document 2. 構成について 2.3. ネットワーク関連の設定(u) 2.3.11. 電子メール

2.3.11. 電子メール

CentOS-5.2に関する文書を個人的に訳したものです。元文書はChapter 24. Email

2.3.11.3. メール転送エージェント(MTA)

2.3.11.3.2. Postfix

原文:24.3.2. Postfix

2.3.11.3.2.2. 基本的なPostfixの設定

原文:24.3.2.2. Basic Postfix Configuration/etc/postfix/main.cfPostfix 基本設定の記述を付加。

Postfixは、初期設定状態ではlocalhost以外からのネットワーク接続は受け付けません。管理者(root)権限で以下の操作を実行してネットワーク上の他のホストへのメール配信ができるようにすることができます。

  1. /etc/postfix/main.cfviなどのテキストエディタを使って開きます。
  2. mydomainの行の先頭にあるハッシュ記号(#)削除してコメントアウトを解除し、domain.tldをメールサーバーがサービスを行う実際のドメイン(例:example.com)に書き換えます。
  3. myorigin = $mydomainの行の先頭にあるハッシュ記号(#)削除してコメントアウトを解除します。これはローカルで送信されたメールのアットマーク以下が指定されていない場合自動的に付加する値を指定します。小さなサイトなら$myhostnameを指定してホスト名(例:www.example.com)を、複数のマシンが動作するようなサイトでは$mydomainを指定してドメイン名(例:example.com)を付加します。
  4. myhostnameの行の先頭にあるハッシュ記号(#)削除してコメントアウトを解除し、host.domain.tldをマシンの実際のホスト名(例:host.example.com)に書き換えます。
  5. mydestination = $myhostname, localhost.$mydomainの行の先頭にあるハッシュ記号(#)削除してコメントアウトを解除します。このパラメータは受け取ったメールを他のマシンに転送せずローカルに配送するドメインを指定します。既定ではマシン自身に対するメールのみ受けとる。
  6. mynetworksの行の先頭にあるハッシュ記号(#)削除してコメントアウトを解除し、168.100.189.0/28 をサーバに接続できるホストの有効なネットワーク設定と置き換えます。コメントアウトを解除しない場合の既定の動作は、ローカルマシンと同じサブネットマスクにいるクライアントからのSMTP通信を許可する。ローカルマシンのみを許可するなら"mynetworks_style = host" または "mynetworks = 127.0.0.0/8"(mynetworks を指定すると mynetworks_style の設定は無視される)。
  7. inet_interfaces = allの行の先頭にあるハッシュ記号(#)削除してコメントアウトを解除します。このパラメータはメールを受信するネットワークインタフェースアドレスを指定します。指定ない場合の既定の動作は、マシンのアクティブなインタフェース全てからのメールを受信する。localhostにしておけば、マシン自身以外のメールは全て受け付けない。
  8. inet_interfaces = allの行の先頭にあるハッシュ記号(#)削除してコメントアウトを解除します。このパラメータはメールを受信するネットワークインタフェースアドレスを指定します。指定ない場合の既定の動作は、マシンのアクティブなインタフェース全てからのメールを受信する。localhostにしておけば、マシン自身以外のメールは全て受け付けない。
  9. postfixサービスを再起動します(/etc/rc.d/init.d/postfix restart)。

一旦この設定を行えば、外からのメールを受け入れて配送するでしょう。

Postfixには多数の設定オプションがあります。どのように設定すればいいのかを学ぶ最も良い方法の一つは、/etc/postfix/main.cf に書かれたコメントを読むことです。LDAPとSpamAssassinの統合に関する追加情報を http://www.postfix.org/ で見ることができます。